角膜炎鳳駅東口より徒歩10分 ヤマネ眼科

角膜炎 

  角膜の炎症を角膜炎といいます。角膜とは一般的に「黒目」と呼ばれている部分です。角膜炎には、点状角膜炎と彌慢性角膜炎などがあります。点状角膜炎は、「流行性結膜炎」に感染してから1~2週間で症状が表れます。彌慢性角膜炎は、カタル性結膜炎、トラコーマ、さかさまつ毛、ビタミン不足、涙の分泌が少ない時、シェーグレン症候群などが原因で起こります。   治療としては、まず原因となっている病気の治療を行い、抗生物質、副腎皮質ホルモン剤、ビタミン剤の点眼を行います。   ドライアイで涙が出なかったり、コンタクトレンズで角膜に傷がついたりすると、目の表面やまぶたの裏側の細菌によって角膜がおかされ、潰瘍をつくることがあります。潰瘍によって角膜の一部がえぐれた状態になった場合、これを角膜潰瘍といいます。   ほとんどは細菌などの感染が原因ですが、感染と関係なく発症するものもあります。目が健康な状態で、角膜の表面の膜や涙によって目が保護されていれば、細菌による感染の心配はありません。

【症状】

 まぶしい、目がゴロゴロする、涙が出る、ぼやける、目が痛いなど

【治療法】

  また、副腎皮質ステロイド薬や抗生物質の点眼を長い間つづけているときや、植物で目を突いたときなどには、カビによる潰瘍がおきる場合もあります。   角膜潰瘍の治療には、何が原因で潰瘍ができたのかを調べる検査が必須です。